■膝関節の整体治療について
◎ お子さんが膝の成長痛オスグットの痛みでお困りのお親御さんへ、
自宅でできる【効果的で簡単な3つの良い方法】
5月13日 日曜日 こんばんは
いつもブログを観ていただき、ありがとうございます!
福岡市中央区薬院浄水通りにある
【身体のことで不安な心があたたかくなる治療院】
整骨院とくしげ 院長徳重です!
新学期が始まり、一ヶ月が経過して5月も中旬になってきました。
学年が上がることで環境が変わり、慣れてきた頃に疲労が出やすい時期です。
スポーツを真剣に取り組んでいる小学高学年〜中高生のお子さんを
お持ちの親御さんは、毎日練習から帰ってきたお子さんが
「疲れた〜、○○が痛い」などの声を聞くことが多いのではないでしょうか?
そんな時は「毎日頑張ってるな〜、なんとかしてあげたいけど私でも教えれる、
なにか良い方法はないかしら?」とお困りではないでしょうか?
私も小学3年生から高校まで野球一筋で取り組んでいました。
野球肘の痛みで思うように投げれなれなくなり、最終的には
手術で剥がれた骨を除去するなど母親がいつも心配してくれていました。
何カ所も病院や整体などに連れて行ってもらい、本当に迷惑かけました。
感謝しかないですね〜母ちゃん、ありがとう!
身体の怪我や痛いときの対処法、ストレッチのやり方など自分ではわからないことが多いと思います。
ネットで調べれば多くの情報が出てきますが、どれが良い方法かわからないですよね。
自分がバリバリ体育会系で運動経験が豊富だった方は良いですが、文化系で運動経験のない方は困りますよね〜
そこで今回は、成長期の小学高学年〜中高生のスポーツ選手の怪我の中で
非常に多い膝の痛み【オスグット】についてのお話です。
オスグットの原因と自宅でできる【効果的で簡単な3つの良い方法】をお伝えさせていただきます。
このブログを読んで、オスグットの原因と自宅でできる簡単な3つの良い方法を
正しく理解してもらうことでお子さんの痛みに対しての対応ができ、
親御さんの不安が解消されるお手伝いができると思います。
◎オスグットとは?
一般的には、膝のお皿の下の骨が徐々に出っ張ってきて痛みもあります。
酷いときには腫れてきて熱感があり、膝の曲げ伸ばしの動作や安静にしていても
ズキズキと痛むことがあり、10〜15歳の成長期の世代に多く発症しやすい。
特にバスケットボールやバレーボールなどの、ジャンプや守備の時に低い姿勢で
体勢を保つために太腿の前側の大きな筋肉(大腿四頭筋)に負担が掛かり、
筋肉の付け根であるお皿の下の脛の骨が引っ張られて成長軟骨が刺激されて起こります。
(日本整形外科学会ホームページより)
◎オスグットの原因とは
このように10〜15歳の成長期のお子さんに多いですが、オスグット=成長痛ではないのです。
成長痛といわれていますが、みんな成長期はあるのに痛くなる人と痛くならない人がいます。
その違いは何なのか?
一番の原因は、「身体のバランスが崩れている」ということです。
身体のバランスが崩れているということは、重心の掛かり方や姿勢が悪くなって
身体を上手く支えられずに、前側や右左のどちらかに重心が傾いてしまう状態です。
そのままでプレーし続けることで、さらに太腿の前側に負担が掛かって
筋肉が硬くなり、脛の骨が引っ張られてしまい悪化していきます。
これまでの20年の臨床経験、10年のメディカルトレーナーとしての経験から、
成長期の小学高学年〜中高生の膝の痛みで悩む症状としてはトップクラスです。
原因としていくつかありますが、背景の一つとして成長期の筋力が弱い時期に
ハードな練習をしすぎるオーバーワークがあります。
小学生でも本格的に競技に取り組んでいる場合は、週に5日ほど練習するチームもあります。
中高生になればさらに練習強度が増していきます。
はっきり言ってやり過ぎですね!
私がメディカルトレーナーとして着いていたチームは、選手の身体に状態を考慮して
練習時間の短縮や休養日を設けてもらっていました。
痛くても練習を休めず我慢してやっていると、パフォーマンスが低下して
さらに症状も悪化するという悪循環になってしまいます。
本当はしっかりと治療期間をとって患部を休ませることと、
原因から治療して再発しない整った身体をつくることが大切です。
しかし「治療にいきたくても練習が遅いし、休みがないから困っています」という声も多く聞いてきました。
そのような選手、親御さんのために当院で指導している
【自宅でできる効果的で簡単な3つの良い方法】があります。
①アイシングの仕方
腫れや熱感の炎症があるときには、アイシングをしましょう。
ポイントは必ず、氷で行うことです。
このようなアイスバッグがあると便利ですね。
よく「冷凍庫に入っている保冷剤でやっています」という声を聞きますが、絶対にやめましょう!
保冷剤は表面だけ冷えすぎてしまい、深部にまで到達できません。
さらに低温やけどのリスクが高いです。
氷で行うことで、表面からゆっくりと冷えてくれて深部まで届き、熱をとって炎症を抑えてくれます。
効果的な方法としては、
Ⅰ.15分〜20分を目安にアイシング
Ⅱ.倍の時間の30〜40分間隔を空けること、これを1セットとして2〜3セット行います。
②お風呂に浸かりましょう
これからの時期は暑くなってきて、ついシャワーで済ませてしまう場合があると思います。
身体の汚れは取れても、疲労は取れません!
お風呂にしっかりと浸かって代謝を良くして、疲労物質の乳酸を除去しましょう。
また、血行が上がるので腫れもひきやすくなってくれます。
③ストレッチ
「この子、身体硬いんですよ〜!ストレッチした方が良いんですよね?」と良く聞かれます。
もちろんストレッチすること良いことですが、間違った方法でやると逆効果です。
ポイントは伸ばしすぎないこと!
「えっ、ストレッチって伸びた方が良いんじゃないの?」
皆さん、そう思われたのではないでしょうか?
痛みを感じるほどに伸ばしてしまうと一時的には伸びた感覚がありますが、
脳の防御反応で逆に縮もうとしてしまいます。
これでは意味がないですよね〜
効果的な方法としては、筋肉が突っ張って「気持ちよいなぁ〜」と感じるところでストップ!
息を吐くことを意識しながら、深く呼吸しましょう。
突っ張り感がなくなってきたら、もう一段階伸ばしていきます。
また突っ張り感を感じたらストップ!これを3段階くらいやりましょう。
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●まとめ
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
長くなってしまったので、内容をまとめさせていただきます。
◎オスグットの原因とは
10~15歳の成長期のお子さんに多いですが、オスグット=成長痛ではないのです。
成長痛といわれていますが、みんな成長期はあるのに痛くなる人と痛くならない人がいます。
その違いは何なのか?
一番の原因は、「身体のバランスが崩れている」ということです。
身体のバランスが崩れているということは、重心の掛かり方や姿勢が悪くなって
身体を上手く支えられずに前側や右左のどちらかに重心が傾いてしまう状態です。
そのままでプレーし続けることで、さらに太腿の前側に負担が掛かって
筋肉が硬くなり、脛の骨が引っ張られてしまい悪化していきます。
今回のブログを読んで、オスグットの原因と自宅でできる簡単な3つの良い方法を
正しく理解してもらうことでお子さんの痛みに対しての対応ができ、
親御さんの不安が解消されるお手伝いができると思います。
まずは、自宅でできる簡単な3つの良い方法をお子さんに
教えてあげて、毎日の帰宅後の日課にしてください。
それでも改善されない重度の場合は、身体のバランスなど根本的な原因から改善する必要があります。
整骨院とくしげでは20年の臨床経験、のべ10万人への治療実績、10年のメディカルトレーナーとしての
経験に基づいてお一人お一人の身体の状態に適したオーダーメイドの整体治療を行っています。
スポーツを真剣に取り組んでいる小学高学年~中高生のお子さんをお持ちの親御さんの
「毎日頑張ってるな~、なんとかしてあげたいけど良い方法はないかしら」というお悩みを解消させていただきます。
◎施術料(税込み)
・初診 初診料 2,200円 施術料 6,500円
・2回目以降 施術料 6,500円
(柔道整復師 徳重義雄 監修)